2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

関内の二郎

夕方は横浜にあるZAIMで急な坂スタジオ主催のマンスリーアートカフェへ。 仕事帰り早めに横浜についたので、伊勢佐木町方面へ向かいガッツリ食べれて時間をつぶせるカフェかなんかを探す。いまはなぜか三島由紀夫の「近代能楽集」を読んでいる、といってもそ…

幕張のおU

休日は幕張の浜へ。駅から海へ歩いて向かう途中に「おU」という、とても気持ち良さそうなポーズをとった女性の像があった。なぜ「おU」という名なのかは家に帰ってからインターネットを駆使してもわからないままだ。「おU」の像を過ぎ、林とまではいかな…

「おぼろ豆腐」と「揚げパン」のコミュニケーション

ちょっと前のエントリーで紹介した保坂和志の「残響」を時間をかけて読み終えた。解説でも石川忠司が言及しているけれど、以下の箇所が、個人的にぼんやり思っているだけで腰を据えて考えたことがなかったことについて見事に文章化していたので、感銘を受け…

ちいさいおやじ日記

ちょくちょく覗いていたブログがついに書籍化されたらしく、仕事帰りに本屋に寄ったら、目立つ場所に大きく平積みされていて嬉しくなる。そのブログで単行本は「ちいさいおやじ日記」といって、雨の日にちいさいおやじを拾った女子大生のスロウでシュールな…

春眠暁を覚えず

春になると、これでもかというくらい「春眠暁を覚えず」を頭の中でくり返し詠んでいる。ようは眠たいんだけど、つねに眠たい状態はひととして引け目になりうるから、こう「春眠暁を覚えず」を詠むことよって「春はみんな眠たくなるもんだからしょうがないじ…

種村季弘と内田百間

ひとに聞かせるような出来事がここ2、3日起こってない。 最近読んだ種村季弘の「書物漫遊記」が面白かったから、同シリーズの「偽物漫遊記」と「食物漫遊記」のどちらかを買う目的で本屋へ出かけたんだけど、本屋の醍醐味は「迷うこと」にあるわけであって…