9月7日〜12日

■9月7日 眠い

もう稽古が始まってる。久々の稽古で、バイトと稽古の両立にまだ慣れてないからか、移動時間がすごい眠い。っていうか、もう人目をはばからず爆睡してる。電車でよだれを垂らしてはすすって、後頭部を車窓にぶつけては戻して、うとうとして目覚めると真向かいのカップルが笑ってた。笑われた? 自意識過剰?

■9月8日 天然パーマ

2日連続で「髪、切った?」とひとに訊かれるが、切ってない。ぼくは天然パーマなので、気候によって髪がうねったり伸びたりするので、それはつまり、もう秋だ、という意味になる。

■9月9日 生きてるもの

演劇をやってると、普通に死にたくないと思う。普段、死とかあんまり意識しないけど、眠れない夜とかだったらたまにあるけど、だけど「死にたくない」という形で意識することはあんまりない。もちろんひどく厭世的な気分のとき以外、常に「死にたくない」んだろうけど、稽古の帰り道に自転車をこぎながら「本番が終わるまで絶対死にたくない」と強く思えるのは、自分にとって演劇のいいところだと思う。インフルエンザにもかかりたくない。

■9月10日 目黒にて

目黒駅のプラットフォームでヨーロッパ系の外国人女性2人がハグをして別れを惜しんでた。1人が改札方面の階段を上っていき、もう1人が乗換する路線方面へ歩いていき、ぼくもそっち方面へ歩いていったら、その外国人が地面になにか物体を見つけたらしくコックリと下を向いたので、なんだろうと思って見てみたら、未使用のコンドームの袋だった。

■9月12日 眠る

稽古もバイトもなし。寝まくるぞ!