9月9日〜13日

突然ですが告知です。10月の頭に横浜でアルゼンチンの演出家で劇作家のマリアーノ・ペンソッティさんの市街劇に出演することになりました。

ラ・マレア 横浜


夜更け_路上に浮かび上がるパフォーマンス
重なり合う9つのショートストーリー


■日時:2008年10月3日(金)、4日(土)、5日(日) 各日19時〜21時(120分)
■会場:横浜市中区吉田町 街頭(店舗内および路上)
■料金:無料 / チケットの発券はありません。*荒天中止 
■主催:急な坂スタジオ
■詳細はこちら

横浜の吉田町の路上で9つのショートストーリーを同時上演します。上演時間が120分とありますが、それぞれのストーリーは10分程度しかなくて、全てを見ると120分かかるということなので、上演開始時間に遅れても途中で帰っても、特に問題はないと思います。舞台となる吉田町は野毛と伊勢佐木町の中間に位置して、JR線路を挟んだみなとみらいや馬車道など人工的で華やかな新港地区とはまた異なる、昔ながらの人情味溢れる町です。お散歩がてらにどうぞ。

■9月13日 横浜トリエンナーレ1日目

待ちに待った横浜トリエンナーレ。1日目はBankARTと赤レンガ倉庫を水上タクシーで回る。新港ピアはチェルフィッチュの公演がある再来週に行く予定。しかしなんといっても今日は勅使川原三郎に尽きる。ガラスの破片がちりばめられたインスタレーションで行われたダンスはとても素晴しくて、おかげでその後は魂が抜けたようにぼんやりとして昼飯を食べることすら面倒になった。イベントスケジュールによるとおよそ5時間にわたって踊り続けるということだったんだけど、あの集中力を最後まで維持できたらもう化けもんだと思う。実際、血を流していたらしいし。おそらく明日以降に会場を訪れた人たちはあのガラスのインスタレーションを見て、その中で踊る勅使川原三郎を見たかったと必ず切望するだろうけど、残念ながらダンスは今日限定*1。自慢話にしか聞こえないかもしれないけど、とりあえず素晴しかったことだけは記しておく。ちなみに田中泯は、ぼくが目撃したとき、小屋の物陰に置かれたパイプ椅子に座って川を眺めながらタバコを燻らせていた。残念ながら踊る姿は観れず。

*1:というわけでもないらしい